読書日記

読書の記憶のために

「民王シベリアの陰謀・池井戸潤」を読む//コミカル小説なんだけど真面目

 

 

あらすじ

 

「新種のウイルスだそうです」
第二次内閣を発足させた総理大臣・武藤泰山のもとに驚愕の報が飛び込んだ。

 

人を凶暴化させる謎のウイルスに、内閣最大の売りであるマドンナこと高西麗子環境大臣が感染したというのだ。

 

しかも感染源はシベリアからとの情報が。急速な感染拡大、陰謀論者の台頭で大混乱に陥った日本を救うべく、泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに見えない敵に立ち向かう!

 

抱腹絶倒の政治エンターテインメント、待望の続編。

(出版社より)

読後感想

 

前作では総理大臣の父親と出来の悪い息子と体が入れ替わり、息子の心を持ったドジな総理大臣になったところが面白かったが、今回それは夢での出来事で終わる

 

本書は新コロナウイルスの流行をベースに物語は進行するが、総理大臣(民王)は概して真面目に働くので前作ほど面白みには欠けた

 

ただ地球温暖化によりシベリアの氷が解けそこから何万年も前のウイルスが生き返り世界に拡散するというのは科学者もあり得ると言っていた

作者はこれを下書きにしたのだろう

 

ここを真面目に考えて、本書でウイルス対策を考えるという教訓なんだと思う

 

 

 

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