読書日記

本は僕の宝です。

「消えない硝子の星(N・より)」//嘘であっても嘘ではない事実

 

 

あらすじ

 

ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。

 

 

読後感想

 

私、カズマはアイルランドで余命幾許もないホリーの終末医療ターミナルケア)をしている

  ホリーには1人娘のオリアナがいた

  オリアナは家族旅行に行った際、父親が事故死をしてホリーと2人で暮らしていた

  ホリーには姉ほステラがいて、自分が亡くなった後のことをステラに頼んでいた

  ある日、カズマとオリアナは願いが叶うというウラン硝子のシーグラスを探しに海に向かった

 

 

  アイルランドホスピスで看護師として働く飯沼知真

最期は家で過ごすことに決めたホリーの元に通う

一人娘のオリアナと伯母のステラが一緒に暮らします

ホリーは青い蝶が好きです。  日本ではルリシジミと呼ばれる蝶です。  ステラは、貧しいです。  そうなったのは大事にしていたウラン硝子のシーグラスを失くしてからだと。  知真が提案して、浜辺にウラン硝子のシーグラスを探しにいくことになりました

 

一日目は夜懐中電灯を付けながら光るウラン硝子を探すが数時間経っても見つからず

1週間後カズマの提案で再度オリアナとステラが探しに行くとステラがウラン硝子を見付ける

奇跡のような出来事

 

しかしそれは先日カズマがアンティーク食器を通販で買った際にスーグラスとそっくりに作った偽物

これを探しに行く海岸にわざと置いたものだった

 

これを偽物とは知らずオリアナは大喜び

ただホリーは2週間後に亡くなる

 

キーワード

・ルリシジミ

天使の梯子(本書では具体的名を名乗らず)

 

☆☆☆

嘘であっても喜んでもらえて、ばれない嘘なら嘘ではない

 

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