あらすじ
人はどんなものにも物語(ストーリー)があると思い込む。
きっとあなたもそのひとり。
大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。
これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられた。
五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の選ばれし3人は、人工知能の開発者が残したという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。
旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。
書き下ろしの短編小説を、気鋭のアーティスト、
井出静佳の装画・挿絵とともに味わう「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」。
読後感想
西遊記を模した作品と思われる
某学者が人工知能により理想的な社会を作ろうとしたが、これが暴走しユートピアからディストピアに変貌を遂げつつある
それを食い止めようと3人が人工知能の本体をつきとめ修繕を計る旅に出る
ようやくつきとめ打開しようとするが・・・
この地球の姿は人間が荒らし回った帰結だった
本書は楽園の絵画が数カ所カラーで散りばめられている
小説に挿絵は不要というのが僕の考えだが本書だけはユートピアを表現するかのような美しさに見とれてしまう
中学生くらいでも分かりやすい
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