あらすじ
石川哲夫のもとに知らない司法書士より祖先の土地建物の相続登記をしてもらいたいとの手紙が舞い込む
初対面の年老いた司法書士
話を聞くと3億円くらいの評価はある
祖父の非嫡男だった父に相続権はあったが、父は既に死亡し石川自身しか相続人はないという
石川はその物件を見に行ったが幽霊屋敷そのもの
付近の複数不動産屋に声をかけるがあの物件だけは携わりたくないと
屋敷の中に入ると亡霊のような声が響いたり、畳は汚れ放題、電気・水道もなく、最近まで誰かが住んでいたと思えない
読後感想
ホラー小説の典型だと思った
パチンコにのめり込んでさし当たって職のない石川
いい話だと、相続して売却を進めようとするが、曰く因縁のある建物らしい
幽霊屋敷と化した建物は大正時代祖父が銀行業を営むにあたって建てた
その後ベスト病の収容所に、戦中時代は留置場に
現地を見るにつれて男女が心中した痕跡や井戸には自殺したらしい人の髪の毛が浮かんでいたりほどほど発狂しそうになる
これは一体何なのか・・・
ホラー小説は昔ほど怖くはなくなった
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