あらすじ
ひょうたん池で鯉釣りに挑んでいた中学生が池に浮かんでいるアルミ箔と思われる浮遊物を見つけた
拾ってみたらデスマスクのような面状
これに石膏を入れ固めデスマスクを作って学校の展示場に展示しておいた
ある日この展示場にこのデスマスクは友人の夫ではないかと女性が尋ね、翌日友人を連れてきたらほぼ間違いがないないとのこと
草薙刑事が検証に現れ、その妻と思われる女性に事情聴取したところ1ヶ月ほど前に車でゴルフに行ったきり戻ってこず、行方不明とのこと
一緒にゴルフするはずだった笹岡という人物も不審に思っていた
草薙刑事はガリレオに助けを求めた
普通にアルミ箔を人間に貼り付けただけでは作れない
電磁波によってアルミ箔が人間の顔にピタリとくっつかない限りは困難
ガリレオの実験室で試みたがやはりその通り
殺された柿本進一の妻が不倫していたことと、またゴルフをいつも一緒にしている友人が柿本から1000万円馬主になるためと言ってだまし取っていたことがバレるのを恐れていた
この2つの理由から柿本の妻と笹岡が共謀して柿本進一を殺しひょうたん池に投げ捨てたと警察で自供
ガリレオは犯人が死体をひょうたん池に投げ捨てた当時カミナリが堕ちて電磁波が発赤した
これによりたまたまあったアルミ箔が死人の顔にこびり付き、デスマスクの原型ができたと推論
この原型のみを見つけた中学生が石膏を流してデスマスクを作ったということ
これで死人の身元が分かった
読後感想
この小説もあり得ない話では無いがあまり考えられない
様々な特殊要素が重なり合ってデスマスクが作られ死人の身元発見に至った
これがミステリー小説のミステリーたるものだろう💦
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