あらすじ
深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張する。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。
読後感想
侵入した男は小学生の頃から少女の名前を知っていたと言う
これは少女が生まれる前からだ
そんなことがあるのか
ここからがガリレオ博士の推理(物理学というより心理学)
そこで浮上してきたのが少女の母親
その母親は少年(当時)の近所のデザイナーの男と不倫をしていた
その男の妻は病気により先立ってしまったが、女の子がいた
女の子にかわいい人形を与えて、その少年とも遊んでいた
女の子は交通事故で死亡
少年はその父親より形見として人形をもらった(小学4年の頃)
その人形には「モリサキレミ」と書いてあった
少年は将来の恋人は「モリサキレミ」だと信じ込む
ちなみに亡くなった少女の名前とはまったく別
元少年(現在27歳)が森崎家へ侵入しレミの部屋に入り込んだら、母親が気づいて猟銃を持ち込んで撃った
幸い元少年には当たらず硝子が粉々に散った
元少年は焦って乗ってきた車で逃走したが前をよく見ず歩行者を跳ね死亡させ警察や消防にも連絡せず逃げた
ひき逃げ事件になり程なく逮捕された
どうして元少年がモリサキレミの居宅を知ったのか?
少女の母親が深夜にも拘わらず猟銃を素早く持ってきて撃てたのか?
この2点がミステリーだ
ネタバレは書かない(~_~;)
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