読書日記

本は僕の宝です。

「十五年後の補習《往復書簡》//婚約者として近づいた男の目的

 

 

OLの万里子は、恋人の純一が突然、辺境の国へ旅立ってしまったことに戸惑っていた。国際ボランティアに志願し、発展途上国の子ども達に勉強を教える任に就いた純一は、あと2年は帰ってこない。そんな大事なことを、純一は自分にも家族にも相談せずに決めてしまった…その理由は何なのか。電話も通じず、万里子は純一に宛てた手紙に不安な思いをつづることしかできない。

 

15年前――。出火した材木倉庫の中に、当時中学生の万里子と、同級生の一樹が閉じ込められた。万里子は駆けつけた純一に救出されたが、一樹は死亡。倉庫に外からかんぬきがかけられていたことから、放火殺人の線で捜査され、万里子たちの同級生である康孝に疑いがかけられた。だが、康孝は事件翌日に自殺。真相は解明されないまま、捜査は打ち切られたのだった。

 



万里子は一時当時の記憶を失っていたが、徐々によみがえってきた

そして純一も海外からの手紙で真相を語った

手紙だからこそ打ち明けることができたのだろう

(TBSでドラマ化された際の内容を一部使用させていただいた)

 

読後感想

 

結末を読んで、そんな邪心があったのかと残念な思い

純粋に万里子を愛して婚約者として、帰国後には結婚するのかと思った

イヤミスである著者の真髄だろう

 

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