読書日記

本は僕の宝です。

「ほんとうの中国・近藤大介」//監視国家の恐怖

 

 

あらすじ

 

中国人は何を考え、どう行動するのか?
日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。

中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。

・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚
・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会
・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」
・中国人は性悪説で考える。騙すの悪いのではなく、騙される方が悪い
・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上
・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない

 

読後感想

 

著者は講談社入社後北京大学に留学し、後に講談社北京副社長(どんな立場なのかよくわからないが)勤務などを経ている

自らを中国ウオッチャーというほどで、毎日朝中国国営放送のニュースを見てから出社しているとのこと

 

 

作者が中国人と日本人と大きく異なるのは中国人は個人主義に対し日本人はチームワークを優先していること

中国人にサッカーを教えると最初はみんなフォワードをやりたがり全員がゴールポスト目がけて蹴るという

 

日清戦争より第2次世界大戦までは日本の方が長けていたが、その後中国では文化大革命天安門事件等辛苦を乗り越え現在では多くの中国人は完全に日本人を下に見ている

(国も個人も)

 

日高市首相の国会答弁が気に入らないとして外務省の役人を中国に呼びつけたり、迎える側のマナーの悪さも問題になった

日本は中国に説明に行くのでは無く在日中国大使を官邸に呼んで真意を説明するだけで良かったのでは無いか(その為に大使と大使館がある)

 

とにかく中国は昔より一人の皇帝が国を収めることが国をまとめる手段らしい

今の習近平主席も真に皇帝である

 

中国の国民性は勝者総取りの社会である

主要都市にはベンチャーを目指して多くの若者が凌ぎを削っている

日本のサラリーマン社会とは真逆の考えである

日本にも起業家は多いが中国から比べると桁がまるで違う

そこで失敗する人間も多いだろうが挑戦しないと生きていけない社会になりつつある

結果としてBYDやテンセント、アリババなど世界有数の企業が育っている

 

中国には民主主義は根付かない

一時期某地方の村で投票制により議員、村長選挙をやったらしいが、主席が替わって雲散霧消した

鄧小平は「富めるのもからどんどん富んでいきなさい」と資本主義を認めるかのように言ったがこの言葉に「民主化を求める政治活動を止めなさい。その代わり・・・」というとこだったらしい

 

国内では上の意に反しなければだいぶ住みやすくなったようだが、本書は都市部を中心に書かれているので途方都市の衰退がどうなっているのか気になる

 

すべてがトップダウンの国内では民主国家を味わった日本人には馴染め無いだろう

そしてすべての国民が監視される国家であることには恐怖でしかない

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