あらすじ
老舗銭湯を舞台に、高齢者と若者が交錯する騒動が描かれている
変わっていく世の中でいろんなことを迷う主人公に、騒動が容赦なく刺さってくる
読後感想
銭湯・杉乃湯の後継者乃木寛人が杉乃湯を再生しようと若者を集め議論を展開し、ここにも沼田が登場しアイデアを提案し、一部実行するが元からの顧客から反対される
母親からここの杉乃湯は取り壊しマンションに建て替える方針とのこと
顧客が減少する銭湯はいくら若者がアイデアを出しても小手先だけになる
母親の考えはまっとうだと思う
彼らは「Z世代」と褒めあげられ自己主張が強いだの、デジタル時代には欠かせないたの言われながら育った
ただ基本的に本書を読む限りは一時しのぎのマウントを取りたがり、次世代を担うなど主張するもひ弱な世代だと思う
これでは人生ゲームの終盤が見えてきそう
自分に力を付け現状の社会情勢の認識から必要ではないか
SNS頼りではなく新聞を毎日読むだけでも次の首相が誰が望ましいのか考えるようになると思う
人生早く詰められないことを祈る
これで「令和元年の人生ゲーム」は終了した
あくまで本のなかではだ
社会人生活を経て人生ゲームへの「上がりは」どんな姿が待っているのだろうか
Z世代の象徴的な沼田くんを主人公にした物語を読みたいという読者がおられたが同感るす
続編を望む
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