「第3章 騒霊ぐ(さわぐ)《予知夢》//霊の仕業か、毎日定時に家が揺れる
あらすじ
草薙刑事は姉の知人(神崎弥生)から、夫(神崎俊之)が失踪したので、地元警察に相談したが何の進展もないと直接相談された
管轄外なので一旦は断ったがたっての願いで調べることにした
俊之は八王子の老人ホームへ行ったまではつかめたがその後知人老婆宅を訪れると言ったきり行方不明になった
弥生が老婆宅に電話したら老婆は心臓発作で亡くなったことを現在住んでいた甥が話してくれたが愛想良くなかった
後日弥生がその老婆宅を見張っていたら、夜8時になると決まって甥夫婦ともうひと組の夫婦が外出していた
怖いので追いかけなかった
後日草薙刑事と弥生が一緒で見張ったがやはり2組の夫婦が住んでいるようだ
今回も夜8時に外出したので草薙刑事が後をつけたら食事やらパチンコで時間になったのかそのまま家に戻った
その間弥生が家を見に行ったらドシドシと音がしてさも人が暴れているように感じた
日を改めてその家に再び草薙刑事と弥生が行って、草薙が警察手帳を差し出し家の中を見せてほしいと要請したところいやいやながら見せてくれた
部屋はゴミが散乱しまともな生活をしていないと知ったが特段おかしな点は見つけられなかった
弥生は夫がとらわれていると予想していたがいなかった
草薙は湯川に相談しに行ったところ湯川が地図から揺れる原因の心当たりを探してくれた
再度草薙と湯川、弥生が家を訪問したときは女性2人だけだったがなんとか家の中に入れて貰えた
すると午後3時になると家が先日感じたと同じように揺れた
この家だけのようで地震ではない
一体なんだろう
霊なのか悪霊の仕業か!!
草薙刑事が湯川に相談したら「共振」の可能性があるとのこと
現状に手を加えるとこれまで何でもなかったのに共振によって建物が揺れたではないかと
後日老婆宅に草薙、弥生、湯川が訪問した
古い家だとは改めて思ったが、午後3時になると建物が揺れ出した
湯川曰く、近所の工場で夜8時に熱湯を排出するというが、今日午後3時に排出してもらった
これで共振からの揺れを確認できた
甥夫婦は老婆が多額の資産を抱えて住んでいると聞き強制的に同居し始めた
現金のあり所を甥達が探ったが出てこない
そこで老婆を強請ったら元々年齢を重ねて心臓が弱かったことから心臓麻痺で死亡した
甥夫婦と一緒にいた夫婦は取り立て屋だった
彼らが多額の借金をしていてここの財産から返済を目論んで同居してた
弥生の夫はやはり甥夫婦らから彼ら殺されていた
床下の穴を掘り埋めめられた
この近くに工場からの下水道があり、穴を掘ったことによりここを通る熱湯が原因で
共振し始めた

弥生は夫の免許証入れの中からある書類を見つけた
老婆の遺言書であった
「私の全財産を神崎俊之に譲りたい」
おおよそ2000万円あるらしい
読後感想
弥生の夫は亡くなったが残念だったが老婆の遺産が神崎家に入るということでハッピーエンドなのか
しかし財産贈与は法律では公正証書でないと100%信用されない
家庭裁判所で筆跡などを調べで白黒つけるのか
財産があると親戚中よってたかって親切にし、財産分与を我が方に多くもらおうとするのはいつの世にもある
できるだけ相続遺産として公正証書にしておくのが間違いない
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