あらすじ
政府の「貯蓄から投資へ」の旗振りのもと、多くの国民が投資に夢中になっている。それは〝投資依存症〟という依存症の一種だ。アルコール依存症にしろ、麻薬依存症にしろ、覚醒剤依存症にしろ、一度罹患してしまうとその治療は極めて困難だ。
誰かが止めないと、日本中に投資依存症が広がり、バブル崩壊にともなって日本中に破産者があふれてしまう。
投資依存症の感染力はとても強く、いまの日本は投資依存症の「パンデミック」前夜まで来ている。(本文より)
「投資とギャンブルは違うものだ」と考えている人は多いだろう。
しかし、投資の本質はギャンブル以外の何ものでもない。
老後の生活資金を、NISAを使って投資信託で運用しようとしている人は、老後の生活資金を賭けて競馬や競輪をやっているのと同じだ。投資の世界も競馬や競輪と同じで、結局はゼロサムゲームとなる。お金が自動的に増えていくことはありえないからだ。
そのことを本書で解説しよう。
あらすじ
大筋のところでは間違っていないと思う、ツッコミどころはいくつかあったがここでは省略
投資=ほぼギャンブル
定期預金のように元金保障はないからね
個人投資家はこれを納得して投資しているでしょう
それにしても何万人?が投資を試みて止めただろう
「億り人(ビト)」が投資で1億円を超す利益を上げている人はほんの僅かだ
これを目指して上手くいかない投資家も多いはず(僕もその一人)
ただ投資で損をしたことを書いている本はほとんど見かけない
出版していれば「私はこういうことを注意すれば『失敗ビト』にはならない」と注意すると思う
出版社の皆さん、是非他人の失敗を校訓にしたいと思いますのでお願いしたい
この本での投資失敗談はひとつだけ書いてある
SNS詐欺で相続財産、家財とも持って行かれた夫人だ
ところで著者の森永さんは投資を薦めていないと書いてあるがご自身ではかなりのやり手だったのでは?
がん治療で月100万円もの保険外治療費を使っていると書いている
そんな大金はもちろん働いて得た金銭もあるだろうが、投資で儲けた資金を使っているのでしょう
ここ言っていることと過去にやっていたことが真逆なのはなんともやるせない
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