あらすじ
ベストセラー『節約の王道』から15年
安心・安全・確実な節約を極めた結論です
「キャッシュレスなんて、まっぴらだ!」
リンボウ先生が日々実践する、極上の節約生活!
〇一番安全で利口なのはプリペイドカード
〇クレジットカードは2枚だけ
〇ふるさと納税はやりません
〇年金は受給開始になったら即座にもらう
〇地元の信用金庫を利用する
〇自分の専門分野に投資する
〇持ち家か賃貸か
〇お金をおろすときはやっぱり3万4千円
〇使ってよかった唯一のサブスク
〇なぜYouTubeプレミアム会員になったのか
〇健康であることが一番の節約
〇健やかな体を作る日々の食事
〇愛用しているかつお節・味噌・酢
〇自動車から文房具までベストなものを探して使い続ける……
お金ほど大事なものはなかなかありません。
だからこそ、自分の頭でしっかり考えたい。
キャッシュレスになったからと言って、
何か得することがあるのだろうか?
「世潮に逆らって、決してコンピュータなどに支配されてたまるか、とかろうじて土俵の徳俵でふんばっている、それが目下のわたくしの有様である。
本書は、そういう「筋金入りのへそ曲がり」なる一親爺が、せめてこれだけは言っておかなくてはなるまい、と最後の力を振り絞った、その「老いの繰り言」にほかならぬ。」
(「はじめに」より)
「今や皆が強迫観念のようにキャッスレスの時代と言っています。が、果たして本当にそれが我々ユーザーのためになっているのだろうか? ということを、実は誰も考えていないのではないかと私は思うのです。
経済産業省によると、2023年のキャッシュレス決済は全体の39.3%(126.7兆円)。 その内訳は、クレジットカードが83.5%、デビットカードが2.9%、電子マネーが5.1%、コード決済が8.6%なんだそうです。お店によってはクレジットカードか電子マネーでしか支払えない、現金が使えない、そんなところもあります。まるで、「キャッシュレスにあらずんば人にあらず」とでも言いたいかのようです。
しかし、本当にこのまま、キャッシュレス化が進んでいいのでしょうか? 世間の流れに合わせて私もキャッシュレス。それでいいのでしょうか?
大事なことは自分で考える。人任せにしない。自分の頭で考える。
私がこれまで大事にしてきた生き方です。お金ほど大事なものはなかなかありません。だからこそ、自分の頭でしっかり考えたい。今だからこそ、そう思うのです。」
「キャッシュレスになったからといって、何か得をすることがあるのだろうか? 「いや、ポイントが貯まります」と言うけれど、それ、果たして本当に得なのか。
たとえば、出前サービス。あれもお金がかかるわけです。盛んにテレビでコマーシャルをしている、ということは要するに莫大な費用をかけているんです。それで立ち行けるということは、それなりのお金を取っているから。
街の中華屋さんなら、二本の足で歩いて行って食べればいい。Uber Eatsなぞを頼む必要があろうか、と。蕎麦屋とか中華料理屋なんかでも、昔はみな出前をやっていたけど、別にお金は取らなかった。サービスの一環として店の人が自転車などで配達してきたものです。そういう時代よりもUber Eatsがお金を取って配達してくることのほうがいいのだろうか?と、冷静になって考えてみたらどうかと思うわけです。
ポイントを還元します、というのも注意です。「今この会員になると3,000ポイントおまけがあります」といった場合、彼らはその3,000ポイントを損したままにしておきますか? そんなわけはないでしょう、商売なのですから。三千ポイントのおまけを出したら、その分の倍も3倍も先方は儲かるようにできているわけです。だから、「ポイントをあげます」というものは、いわば「誘い水」というか「罠の餌」のようなものだと思って、私は一切いただかない主義です。
旅行する際に私は楽天トラベルを使っています。もちろんこれで正規の料金よりは安く泊まれることが多いように思います。その予約サイトを見ていると「1万6000円の部屋を今なら1万2000円で泊まれる方法があります」なんていう惹句が出てきたりする。「○○会員になると、入会時に4000ポイントが付くので1万2000円で泊まれます」というようなことになっているんだけど、その甘い言葉に乗って会員になったら百年目、蟻地獄の道です。だから、そうした「囲い込みの罠」は一切無視しています。」
(「第1章 キャッシュレス時代のお金との付き合い方」より)
読後感想
こういった種類の本は本当に思っても見なかった必要なことが書いてある本と、どこからか記事を寄せ集めたような本の2種類がある
僕は後者だと思った(本人も一生懸命ネタ集めしたことは賞賛したい)
要はその本人がどれだけ考えて使っているかと言うことであって、キャッシュであろうとキャッシュレスであろうと関係無い
サブスクも同様
知らない間に不要なサブスクに入り続けているのは本人が怠慢のため
本書に書かれているようなことは、そこまで指示されることなんてめんどくさいやつと思ってしまう
ただ必要な場合はポンポン使いましょう
節約は必要無い
ただ死亡する前に無一文なったら葬式代が出ない😂
「DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)」という死ぬときゼロ円」 の心づもりで逝きたい
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