あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
(出版社より)
感 想
本作品は約20年前に書かれ、作者が今回内容を読み返し一部書き改めたとのこと
読み始めてわかることですが、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」をベースに書かれていること
これを先日読んだのでストーリーが似ていると思いながら読み始めました
「そして誰もいなくなった」は犯人自ら自殺して終結していますが、本作品は異なります
ただ、一人ずつ殺され最後には6人全員死亡し、十角館そのものも焼失してしまいます
アガサとは別の理由で殺害された大学生
そして島に渡ったのは7人でした
殺された理由には「恋」が原因でした
20年前の作品なのでスマホが無く、島に渡った大学生には通信手段がなかったこともポイントのひとつです
ところでこのミステリーの映画化は不可能といわれていたとか
おそらく角島と猫島の状況が似ている場所が見当たらないことと、十角館をセットで作るのが大変なことだろうと思います
今回Huluで実写映像化されたとのことですが最新特撮画像を作って完成させたんでしょうか
私はHuluとの契約はありませんので見ることができません
Netflixにでも鑑賞できたら嬉しいですが、本を読んだとき以上の面白みはないと思います
お薦め度
★★★★★
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